さて、これでルートのスクリプトだけで
ある程度のことができるようになりました。
これで最後です。
では、こういう処理と、llMessageLinkedを使った処理
どっちがいいのかという話。
まず、長々と書いてきた、ルートからの操作の方を考えてみます。
1つのスクリプトにすることで無駄なメモリを減らせます。
※スクリプトを減らすことで、
コーディング時の注意を一箇所に向けられるというおまけもあります
また、llMessageLinkedの情報送信はprimを指定して行います(リンク番号やLINK_SET等)。
スクリプト指定ではありません。
そのため、ルートに複数のスクリプトがあれば、
子primからルートに情報を送った時に
全てのスクリプトのlink_messageイベントが発生します。
(link_messageがなければ問題ナシ)
これは意外とイラっとさせられます。
一方、llMessageLinkedの使用にも、変えがたい魅力もあります。
たとえば、タッチで処理を行った時に、その処理が少し時間がかかるとします。
その場合、その処理が終わるまで、スクリプト全体が無反応になります。
llMessageLinkedを使って複数のスクリプトを並行に動かせば
これは軽減することも可能です。
と、このように「どうしたいか」によって
処理の仕方を変える必要があります。
"ボタン→スクリプトいれておこう"ではなく
「どうしたら、もっとコンパクトになるかな」とか考えることは、
ある種、パズルのような楽しさがあります。
楽しいだけでなく、コンパクトになるなら、
使う人や周りの人にとってもお得です。
今回の投稿は、どうせスクリプトを書くなら、
その選択肢の幅が広がればいいなというのが動機でした。
LSLについては、みんな手探りでやっている状態です。
こんなやり方あるよーとか、いろいろ出し合って腕を磨いていきませんか
※今回のコード部分には、これを使ってみました
http://lsl-users.jp/codehighlight/
Second Lifeで気に入ったアイテムの記録です あ、ウソです。スクリプトとか他のことも書いてます
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