Second Lifeで気に入ったアイテムの記録です あ、ウソです。スクリプトとか他のことも書いてます

2009/04/04

やあ、春です

といっても、別に新しい文房具を揃える必要とかはないわけで
新鮮さは全くないのですが。

革新的でも美的でもなく、有用にもできず、わかりやすくも
一貫もしていない
感じで苦労しているyouです。


さて、日々、本を読みつつ暮らしているわけですが
久々に「ダメだこれは」って本に遭遇しました。
さすがにタイトルや著者名は出せませんが。
(朝日ノベルズだとだけ書きます)
何かのつながりで見つけて、amazonでポチった感じです。
(先月発売だったので、レビューが一件もないのも気にせず)
届いて箱をあけた瞬間、その妙な薄さにイヤな予感がし
通勤中に読み始めて、なんかダメな感じが濃厚になり
帰りの電車で「やっぱりダメだった...」と憂鬱になりました。

とりあえず、ダメポイントをつらつらと。
・主人公に魅力がない(プラスがないだけでなく、マイナス面が多い)
・全く成長がない
・読んで発見や感動がない
・敵役が気持ち悪くて、イヤなだけで魅力がない
・タイトルにもなっている主人公の役職に全く意味がない
・脇役にも魅力がなく、思わぬところに出番があるくせに
 全く本編にからんでこない
・降ってわいたようなラッキーに助けられ
 それを成り行きで受け取るだけで、解決につながる
 (活用してどうこうするというレベルでもない)
なんというか、ダメすぎて、
もしかすると大事な部分が落丁してるんじゃないかと
思ったくらいで。

「自称小説家志望の中学生が、
 取材もせず、特に詳しい分野もないままで
 ふとんに入って寝るまでにする妄想を活字にしただけ」
みたいな印象の本でした。
読み終わって「なんなんだこれは」とボーゼンとしつつ
あとがきを読んでみると、全く同じコンセプトの姉妹作があるとのこと。
...ってことは、これは世間(出版社)に認められてるのか。
いま、amazonで、この作者でリンクをたどると、他にも本がでてました。
とりあえず、ブラックリスト入りだ。

ダメポイントだけではアレなので
ナイスポイントもあげておきます。
・日本語になっていた(文章は普通に読めます)
・完結している


まあ、それはそれとして
いつもの通り、金曜日はいつのまにかイスで寝てしまい
5時頃から起きて、だらだらしています。
っていうか、今週はふとんで寝た日はなかったです。

さて、ここんところの習慣になってるエロ探索の旅をしつつ
ぼやぼやしていると、突然、Mr.ボールドを見たいなぁと思ったり。
この人って、関西以外でも知られてるんだろうか...


このおっさんを初めて見た時から
私の生活に「今、目ぇおうとったやんか」(今、目が合ってたでしょう)とか
「しまいには、感情的になるで」とか、妙なセリフが導入されました。
声がいいんだよなぁ
あと、なんかダルさ。キビキビと一輪車で動くくせに
口調は、超ダルい感じ。
ああ、芸になってるなぁ。

この人、残念ながらすでに故人なのです。

http://www.youtube.com/watch?v=tkeShx_9Afo
http://www.youtube.com/watch?v=RKBKsnvrvTA

結構前に亡くなったので、お正月とかのテレビがさびしくなりました。
一度、生で見たいなぁと思った時にはすでになくなってて、
かなりのショックだったことを覚えています。

しかし、wikipediaの
一輪車パフォーマンスを行うこととなったのは、
道端に置いてあった一輪車を盗んで
芸に取り入れようとしたのがきっかけである。
ってマジなんだろうか

2 コメント:

manmoth Nishi さんのコメント...

作家の全体的な質の低下もさることながら
版元(出版社)の編集サイドの質の低下は目を覆うものがあります。
また、ディストリビューターとしてのプライドが失われていると言い換えてもいいと思います。
出版社は「背に腹は代えられない」といういいわけでクズアイテムを量産しているわけです。
それが何を生み出すかと言えば、この出版社では二度とほんを買うまい、という負のスパイラルでしかないと思うのですが。
この作家のほんは二度と買うまい、とならないのはさすがに二度目のチャンスはないと思うので。

youさんアマゾンのレビューに書いた方がいいですよ! そのまんまw

you Xiao さんのコメント...

むずかしいとこですね
普段から、プラス評価もちゃんと書いてるなら、
今回のも書いてもよさそうなんだけどなぁ

このとき「退職刑事」(都筑道夫)を持っていたので、お口直しできたのが救いです